CCUとCCS

・日本では現在発電において7割以上火力に頼っています。しかし、2050年に向けてのカーボンニュートラルを達成するためには火力発電の割合を減少させなければなりません。なぜならば火力発電においては化石燃料を使って電気を生み出しているからです。それによって大量に二酸化炭素が生み出されています。しかし火力発電は発電効率も良いので「無くす」というのは難しいです。なので、今後は火力発電を使いつつそこで発生した二酸化炭素についての利用が注目です。そこで今回は、カーボンリサイクルという二酸化炭素を一つの資源と捉え排ガスを再活用するC C UとC C Sと呼ばれる二酸化炭素を埋める仕組みについて説明していきます。

 

C C Sとは

・CCSとはCarbon dioxide Capture and Storageと呼ばれ火力発電などで発生した二酸化炭素を地中に埋めることで大気中の二酸化炭素を減らすこと。発電所や工場から発生した二酸化炭素を地中に埋めて維持するために二酸化炭素を通さない物質の層を上に二酸化炭素を貯める層を下に分けて、二酸化炭素が外にでないようにする。

 

C C Uとは

・C C UとはCarbon dioxide Capture and Utilizationと呼ばれ、火力発電などで排出した二酸化炭素を化学製品や燃料など別のものに変えて活用するというものです。

 

カーボンリサイクルの実例

 カーボンリサイクルでは、排出された二酸化炭素をプラスチックやプロパンガスなどに変換します。